当時・・・

急な電話に驚きながらも、再婚について考えてみた。

しかし、結論としては・・・無いな。

私個人の思いではあるが、常に抑圧された日々に戻ることは考えられなかった。

今にして思えば、しっかり相手と向き合い、何でも話せる環境を構築し、お互いを尊重・信頼できる方を探せば、再婚を考えても何ら問題なかったはずなのだが、思慮がそこまで至らなかった。

一人自由に暮らす事の気楽さになれてきていたのも、理由の一つかもしれない。

養育費を払っていたため、全額とはいかないものの、大半を自由に使うこともできた。

全てを自分自身で、自由に判断することができるという特権に陶酔していた気がする。

自由……

否定する人が居ないというストレスフリーは、何者にも代えがたいものだと思い込んでいた。職場では、完全自由に過ごすことは出来ないが、プライベートでは決断もそれに付随する責任も全て自分自身の裁量なのだ。

しかし、その思いは永くは続かなかった。

次回　それから・・・

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私、照ちゃんが、当時初めて結婚相談所からオファーを頂いて内容を聞いたとき、興味が無かった事もありますが、高!!!!“って思いました。

初期費用15万円て！（当時誘って頂いた相談所様の価格です。）

それから、月額･･･その他諸々･･･

ナイナイ、結婚出来る頃には結婚どころか、破産してますわ～！

って、正直思いました。

一人気ままで、自由になるとはいえ、けっして余裕があった訳ではないので。

それに、必要と感じてから動き出しても、まだまだ自力でどうにでもなるだろうと、めちゃめちゃ軽く考えていた頃でした。

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